適応疾患

多系統萎縮症(MSA)・脊髄小脳変性症(SCD)

タイトル:適応疾患

症状と治療について

主な症状

  • 歩行不安定
  • ふらつき
  • しゃべりづらい
  • 嚥下障害
  • 足の突っ張り
  • 筋肉のこわばり
  • 動作が遅い
  • 頻尿、排尿障害
  • 起立性低血圧症
  • 書字困難
  • 睡眠時無呼吸症候群(呼吸障害)
  • 自律神経障害
  • 首下がり(姿勢異常)等

多系統萎縮症・脊髄小脳変性症の治療

脳幹、小脳、脊髄など、多岐にわたり支配している神経細胞が損傷し、萎縮や変性、又、線状体の異常の所見がみれる進行性の疾患です。

多系統萎縮症では、病初期の症候が小脳性運動失調のものは、オリーブ橋小脳萎縮症、パーキンソニズムでのものは、線条体黒質変性症、起立性血圧や自律神経障害でのものは、シャイドレーガー症候群と分類されますが、進行によりこれらの症状が重複してくるなどで、多系統と総称されています。(多系統萎縮症は、脊髄小脳変性症の一つです)

一度脳神経もダメージや細胞変性脱落を受けすぎると再生も難しいと言われています。その中でも脳内細胞には、まだ元気な所やグレーゾーンなエリアも残っているのも確かです。

当院では、頭脳針でこの難病に対して、その人に合う治療ポイントを選穴して、弱った部位(脳)への血流を上げ、脳に栄養を送り、元気な部位はさらに強固にしていくための治療しております。あきらめずに、症状を進めず、落ち着かせ、脳・体の負担を軽減させる事により、日常生活のしやすさや、寝たきりになることを先延ばしにする事も可能なのです。個人差はありますが、症状の改善や進行も遅らせ維持している方はたくさんおられます。