適応疾患

パーキンソン病(パーキンソン病症候群)

タイトル:適応疾患

症状と治療について

主な症状

  • 振戦(ふるえ)
  • 筋固縮(筋肉が固まったようになり関節が動かしにくくなる)
  • 動作緩慢
  • 表情が少なく、顔が硬い
  • 前かがみ姿勢
  • すくみ足(一歩が出にくい)
  • 突進現象(方向転換がしにくくなる)
  • その他の症状(自律神経症状、精神症状 等)

パーキンソン病の治療

脳の中にある「黒質」という部分の細胞が減ってしまう病気です。黒質とは体の運動を円滑に行うために必要な「ドーパミン」という神経伝達物質(脳の中で情報のやり取りをしている物質)を作る所です。

人は老化とともに黒質の細胞が減ってきますが、パーキンソン病の方は、その減り方が早くなります。そうした上でも進行を遅らせ、止めて、生活の向上をしていくために、当院では頭脳針で神経線維やシナプス(神経から神経への情報を伝達する所)の機能を活発にさせ、脳内ホルモンの分泌をも促すようにつとめます。

個人差はありますが、症状の改善や進行も落ち着いている方はたくさんおられます。あきらめず、一歩前を進むためにも、針も選択の一つです。