適応疾患

認知症

タイトル:適応疾患

病気の予防と進行をできるだけ遅らせる認知症の治療に針治療を
認知症は本人だけでなく、生活に関わる人たちにとっても大切です

症状と治療について

主な症状

  • 理解、判断力の低下
  • 言葉の理解力低下
  • 意欲の低下
  • 行動、心理症状低下
  • 身の回りの事が出来なくなってきている
  • 妄想、不安
  • 怒りっぽくなる(イライラ)

認知症の鍼灸治療からの変化

治療については、症状が進みすぎる前、軽度から重度の前の状態で、針治療(ケア) していく事で進行を遅らせ、自身を保たせる事が有効ではあります。周りの環境も 大切ですが、そのままの状態でいれば症状の重さは、増えていくばかりです。

認知症の針治療では頭(脳)を重要ポイントと置き、前頭葉をはじめ、脳の働きを 強くし、脳内生理活性化物質をも促し、作用を引き出すように脳への血流を上げ、脳に栄養を 送るようにしていきます。

当院でも、薬を飲み続けるだけではなく、針治療を継続することで、

  1. 顔の症状が良くなる(笑顔がでる)
  2. 会話の中での理解が出てくる
  3. 身の回りの出来ていなかった事が出来てくる
  4. 徘徊が変化してくる(今までより少なくなる)等、

進行を遅らせ又は止め、落ち着くように治療をしております。
認知症は、だんだんに物忘れがひどくなったようなだけにとらわれがちですが、実際は年を重ねていく中で、状況の変化に順応しづらくなり、感情をコントロール出来なくなります。そのためにも、頭の前頭葉の老化(負担)を食い止めていく事が必要なのです。

人はみな、前頭葉の老化(脳の萎縮)には、なかなか気づきが浅いのです。
認知症での針治療は、脳機能に様々な影響を及ぼします。

これからは、高齢化社会、健康状況を上げるためにも、認知症対策は、重要なのです。